中性脂肪の基準値
中性脂肪の測定
中性脂肪で何がわかるのでしょうか。 中性脂肪の測定は、狭心症、心筋梗塞、脳卒中等の動脈硬化性疾患を予防するために測定しますが、この値が高いと動脈硬化の危険度が高く、 低い場合には栄養障害やそれを引き起こす病気へと繋がると推測できます。 では、中性脂肪はどのように測定するのでしょう。 これは、血液から酵素の試薬を使って検出します。難しい検査だと思われがちなのですが、実は そんなにむつかしくなく、その日に血液検査でわかってしまう検査です。
検査は早朝空腹時に行うことが多い
中性脂肪の基準値は30~149mg/dlです。 注意して欲しいのは、中性脂肪の測定は一回だけではなく何度か行うことをお勧めしてます。 中性脂肪値は食後30分ぐらいから上昇し始め、4~6時間後に最も高い値になります。 測定する状況や時間によって大きく変動するため、検査は早朝空腹時に行うことが多いです。 検査結果の判定は、日本人間ドック学会の判定基準に従って行われています。 中性脂肪値が150~249mg/dlだと要経過観察、250mg/dl以上だと精密検査もしくは要治療となっています。
中性脂肪値が高いと、脂質異常症(高脂血症)と診断されます。 中年以降の肥満男性に多く見られる病気です。 中性脂肪だけでなくコレステロール値も高ければ、動脈硬化症や糖尿病、甲状腺機能低下症やクッシング症候群などの可能性もあります。 中性脂肪値が1000mg/dl以上ですと、急性膵炎を起こしやすいので治療が必要となるでしょう。 逆に中性脂肪が低値の場合、肝臓病やアジソン病、甲状腺機能亢進症などの可能性があります。



